【10分読書】新書で読む「○○論」
10分読書 |
2015年2月18日(水)更新 テーマ:新書で読む「○○論」 |
毎日の朝の移動時間は、読書で充実な一日をスタートしませんか?楽天Koboより、平日の毎朝10分程度で読めるオススメ書籍の冒頭を部分をお届けします。本日は、最近仏像が好きなmiyattiさんオススメです。
※実際の表記が縦書きの作品についても、本企画では横書きで表示されます。予めご了承ください。 |
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第1章 日本型組織の原型 安目を売らない 「安目を売る」という言葉がある。ヤクザの世界独特の言葉で、昔は「安値を売る」ともいったが、この世界では頻繁に用いられる言葉だ。普通は、自分の落ち度で弱味のある立場に置かれ、相手を優位に立たせてしまう――そうした場合に多く使われている。 |
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第一章 「人間は自由だ」という虚構 †現代思想における「人間」 現代思想の中心的なテーマの一つに、「人間」中心主義批判というのがある。言うまでもなく、これはかなり「一般常識」に反した発想である。現代社会では、「人間を大事にしよう」という考え方に疑問を付そうとすれば、相当勇気がいる。 |
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第1章 〈絆〉は重苦しい †一人の死と一万人の死 いきなり顰蹙を買う(かもしれない)覚悟で私の「死」に関する思想を語ろう。死とは、それぞれの人の死であって、死者の数はまったく問題にはならない。「哲学的には」という限定をつけてもいい。哲学以外の領域では、死者の数が大きな問題になるとも思われるから。死者の数が問題になるのは、それぞれの死者に視点を合わせていないからである。 |
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