Tuesday 23 June 2015

【10分読書】哲学入門③

楽天Kobo電子書籍ストア:【10分読書】哲学入門③
10分読書
朝の読書で、充実した一日のスタートを切りませんか?楽天Koboより、朝の移動時間などに10分程度で読めるこだわりの一冊の冒頭部分をお届けします。
2015年6月24日(水)更新
テーマ:哲学入門③
  本日も哲学本を読むことがマイブームになっているKoboサイトデザイナーMiyattiのおすすめをお送りします。

  なんとなく、哲学についてはひととおり知ってるよっていうあなた。ちゃんと歴史の流れを理解できていますか?哲学者は突然歴史に『ぽんっ』と現れるのではなく、前後の流れがあって、その思考を展開しています。この本ではそうした流れを、非常に洗練されたわずかな図で表現しているので、点が線になる感覚を味わえると思います。
哲学マップ
哲学マップ
貫成人
あらすじ
哲学の多様さと難解さにひるんでしまう人は多い。しかし、各思想のエッセンスと思想間のつながりを押さえて眺めると「なぜそれが問題になるのか」「どうしてそういう考え方をするのか」という勘所が見えてくる。古代ギリシアから現代哲学まで、西洋形而上学から東洋思想までを網羅し、哲学を活用するためのガイドブック。
第一章  哲学の出発点




  まず哲学とはだいたいどのようなものなのだろう。

  「生き甲斐がない人生に意味はない」「苦しくても生き抜くべき」「義のためには死もいとわない」といったさまざまな考え方にぶつかり「それにしても本当はどうなっているのか」と気になりはじめたとき哲学ははじまるのだった。「本当はどうなっているのか」と突き詰めていけばいくほど、さまざまな問題が枝分かれして生じてくる。考えつめる過程で、ひとつの結果がえられたかに見えても、新たな疑問や状況にぶつかれば、はじめから考え直さなければならない。哲学とは、「哲学する」という動詞でよぶしかない、こうした状態のことである。
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※実際の表記が縦書きの作品についても、本企画では横書きで表示されます。予めご了承ください。

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