【10分読書】哲学入門③
10分読書 |
朝の読書で、充実した一日のスタートを切りませんか?楽天Koboより、朝の移動時間などに10分程度で読めるこだわりの一冊の冒頭部分をお届けします。 |
2015年6月24日(水)更新 |
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第一章 哲学の出発点 まず哲学とはだいたいどのようなものなのだろう。 「生き甲斐がない人生に意味はない」「苦しくても生き抜くべき」「義のためには死もいとわない」といったさまざまな考え方にぶつかり「それにしても本当はどうなっているのか」と気になりはじめたとき哲学ははじまるのだった。「本当はどうなっているのか」と突き詰めていけばいくほど、さまざまな問題が枝分かれして生じてくる。考えつめる過程で、ひとつの結果がえられたかに見えても、新たな疑問や状況にぶつかれば、はじめから考え直さなければならない。哲学とは、「哲学する」という動詞でよぶしかない、こうした状態のことである。 |
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※実際の表記が縦書きの作品についても、本企画では横書きで表示されます。予めご了承ください。 |
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