Sunday 8 March 2015

【10分読書】オタク・サブカル論①

楽天Kobo電子書籍ストア:10分読書【オタク・サブカル論 ①】
10分読書
毎日の朝の移動時間は、読書で充実は一日をスタートしませんか?楽天Koboより、平日毎朝に10分程度で読める「本好きのこだわり一冊の冒頭」をお届けします。
2015年3月9日(月)更新
テーマ:オタク・サブカル論 ①
  本日は日々Koboサイトの使い勝手改善に努めているMiyattiのおすすめをお送りします。

  サブカルチャー考察本として、様々なジャンルのフィクション作品の傾向の変遷から、時代の趨勢を読み解こうとしています。普段何気なく見ていたアニメや映画などコンテンツがこんな見方もあるのか新鮮でした。きっと見方が広がると思います。
ゼロ年代の想像力
ゼロ年代の想像力
宇野 常寛
あらすじ
かつて社会は「大きな物語」に支えられていた。その効力が失われた今、私たちはどう生きていくべきなのか。ゼロ年代に生まれた想像力は新たな物語を提示しえたのか――。文学、アニメ、ゲームからテレビドラマまでを縦横無尽に論じ、停滞する「批評」を1冊で再起動させた、宇野常寛による衝撃のデビュー評論。2008年の単行本版発売以降、3.11後までを総括する4万1千字の語りおろし原稿を追加した文庫版を電子書籍化。

第一章
問題設定――
九〇年代からゼロ年代へ/「失われた十年」の向こう側

1.ノートの中央に、一本の線を引く

  物語について、もう一度考えてみようと思う。
  それは、私たちひとりひとりと世界とのつながりについて考えてみることだからだ。
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※実際の表記が縦書きの作品についても、本企画では横書きで表示されます。予めご了承ください。

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