【10分読書】劇作家の頭の中

10分読書

2015年2月27日（金）更新 テーマ：劇作家の頭の中

毎日の朝の移動時間は、読書で充実な一日をスタートしませんか？楽天Koboより、平日の毎朝10分程度で読めるオススメ書籍の冒頭を部分をお届けします。本日はKoboの身近なミシュランガイド男Hiroのおすすめをお送りします。 ※実際の表記が縦書きの作品についても、本企画では横書きで表示されます。予めご了承ください。

	茫然とする技術 宮沢章夫

Ⅰ カタカナの 方法 パレード。   ねぶた祭りと、よくアメリカ人が派手に行う、「パレード」はどこか似ている。だが、誰も、ねぶた祭りをパレードだとは思わないだろう。なぜなら、パレードという言葉の持つ、いかんともしがたい、「あきれた感じ」がねぶたの背景を流れる思想と相容れないからだ。

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	寝言サイズの断末魔　いい年コイた大人の絵日記◆其之壱◆ 松尾スズキ

熱唱の章 私が週イチ連載を引き受けてしまったとてもめんどくさい二、三の事情   三原じゅん子とコアラを下北沢で目撃。   稽古場に『ＳＰＡ！』編集長佐藤が訪ねてきて連載の打診。トイメンで話しているのだがどうも話に集中できない。おかしいなと思ったら佐藤の顔が妙に曲がっているからだった。なんだろう、この曲がりは。よく見ると暑くもないのにビッショリ汗もかいている。「まっすぐに戻れ、鼻筋！」。

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	むかつく二人 三谷幸喜, 清水ミチコ

矢野さんだったんですよ、私。この喜びが分かりますか？──清水 アトキンソン？  なりたくはないですけれども、あれ見てて「ああ、僕だな」と思ったことはありますね。──三谷 三谷  こんばんは、三谷幸喜です。 清水  こんばんは、清水ミチコです。さ、始まりました。私たちの番組でございます。 三谷  僕にとっては、やっぱり「冠番組」を持つってことは、ほんとに何というか……。

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